獣の奏者エリン

獣と人の絆と戦いを描いた、恒例NHKアニメ長期枠。
唐突に絵本みたいな演出に変わり皆様のNHK的なSAWAYAKAさを表面に押しだした時は驚いた。
流石に時間帯的に虐殺は不味いのだろう、そこはちゃんとして……噛み千切ってるんですけどコレ。
シリアスな展開の中にワージャクーやKIYORAKA連呼に横合いから全力で殴りつけられたかのような状況になりつつも、エリンのトリーズナーっぷりを真っ正面から描ききった終盤は名作アニメと呼ぶに相応しい出来。
すばらしい、すばらしすぎるの一言。 こんなアニメで00年代を締め括れる現代の子供が羨ましい。
将来どんなトラウマを抱えて生きるか、将来どんな反逆者になって生きるかが楽しみである。